予想問題 財務・会計 令和8年度予想 第13問

この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。

第13問

論点:EV/EBITDA倍率による株式価値

次の資料に基づき、EV/EBITDA倍率を用いて算定される当社の株式価値(株式時価総額)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【資料】(単位:百万円) ・営業利益 800、減価償却費 200 ・有利子負債 3,000、現金・預金 500 ・類似企業から得られたEV/EBITDA倍率は6倍である。

  1. 2,500百万円
  2. 3,500百万円
  3. 6,000百万円
  4. 9,000百万円
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

マルチプル法(EV/EBITDA倍率)による株式価値の計算問題。EBITDAは「営業利益+減価償却費」で求め、EV(企業価値)から有利子負債を引き現金を足して株式価値を導く点がポイント。

計算過程(単位:百万円)

  • EBITDA = 営業利益800 + 減価償却費200 = 1,000

  • EV(企業価値)= EV/EBITDA倍率6 × EBITDA1,000 = 6,000

  • EV = 株式時価総額 + 有利子負債 − 現金・預金 の関係より

  • 株式価値 = EV6,000 − 有利子負債3,000 + 現金・預金500 = 3,500

  • ア(×):2,500。現金・預金を足すべきところを引いた誤り(6,000−3,000−500)。

  • イ(○):3,500。EVから有利子負債を引き現金を足した正しい株式価値。

  • ウ(×):6,000。EV(企業価値)そのもので、有利子負債・現金の調整を忘れた誤り。

  • エ(×):9,000。有利子負債を引くべきところを足した誤り(6,000+3,000)。

よって

なぜこの論点を予想したか

過去19年の出題実績では企業価値評価は19年で延べ52回とほぼ毎年出る頻出枠で、R07でも3問出題(R07ではEV/EBITDA倍率が第22問で問われた)。マルチプル法は計算が明快で得点源になりやすく、EVと株式価値の橋渡しを問う出題可能性が高い。

#企業価値評価

← 予想問題の一覧へ戻る