この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。
第8問
論点:安全余裕率の計算
次の資料に基づき、当期の安全余裕率として最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【資料】(単位:千円) ・売上高 50,000 ・変動費 30,000 ・固定費 12,000
- ア 16%
- イ 24%
- ウ 40%
- エ 60%
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正解:ウ
解答:ウ
CVP分析の安全余裕率を求める問題。安全余裕率は「(実際売上高−損益分岐点売上高)÷実際売上高」で計算し、まず限界利益率から損益分岐点売上高を出す。
計算過程(単位:千円)
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限界利益率 =(売上高50,000−変動費30,000)÷ 売上高50,000 = 0.4
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損益分岐点売上高 = 固定費12,000 ÷ 限界利益率0.4 = 30,000
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安全余裕率 =(50,000−30,000)÷ 50,000 = 40%
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ア(×):16%。売上高営業利益率(営業利益8,000÷売上高50,000)で、安全余裕率ではない。
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イ(×):24%。固定費率(固定費12,000÷売上高50,000)で、安全余裕率ではない。
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ウ(○):40%。安全余裕率の正しい値。
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エ(×):60%。損益分岐点比率(損益分岐点売上高30,000÷売上高50,000)。安全余裕率=1−損益分岐点比率の関係を取り違えたもの。
よって ウ。
なぜこの論点を予想したか
過去19年の出題実績ではCVP・損益分岐点分析は19年で延べ29回で、R05は0問だがR06・R07は各1〜2問と隔年以上で出題される。安全余裕率・損益分岐点比率は計算問題の定番であり、損益分岐点比率との取り違えを問う頻出論点のため出題可能性が高い。