この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。
第5問
論点:営業活動によるキャッシュフロー(間接法・小計)
次の資料に基づき、間接法によるキャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローの「小計」として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【資料】(単位:千円) ・税引前当期純利益 5,000 ・減価償却費 1,200 ・貸倒引当金の増加額 100 ・受取利息及び受取配当金 300 ・売上債権の増加額 800 ・棚卸資産の減少額 400 ・仕入債務の減少額 200
- ア 3,000千円
- イ 5,400千円
- ウ 5,700千円
- エ 6,600千円
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正解:イ
解答:イ
間接法による営業CFの「小計」を求める問題。税引前当期純利益から出発し、①非資金費用の加算、②営業外損益の調整、③運転資本(営業資産・負債)の増減調整を行う。符号のルールは「資産の増加=減算/資産の減少=加算/負債の増加=加算/負債の減少=減算」。
計算過程(単位:千円)
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税引前当期純利益 5,000
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+減価償却費 +1,200(非資金費用)
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+貸倒引当金の増加額 +100(非資金費用)
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−受取利息及び受取配当金 △300(営業外収益は小計上で減算)
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−売上債権の増加額 △800(資産の増加)
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+棚卸資産の減少額 +400(資産の減少)
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−仕入債務の減少額 △200(負債の減少)
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小計 = 5,000+1,200+100−300−800+400−200 = 5,400千円
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ア(×):3,000。減価償却費を加算ではなく減算した誤り。
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イ(○):5,400。すべての符号を正しく調整した金額。
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ウ(×):5,700。受取利息及び受取配当金の減算(△300)を忘れた誤り。
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エ(×):6,600。運転資本(売上債権・棚卸資産・仕入債務)の増減の符号をすべて逆にした誤り。
よって イ。
なぜこの論点を予想したか
過去19年の出題実績ではキャッシュフローは19年で延べ68回とほぼ毎年出る超頻出枠で、R06は8問・R07は5問と近年多い。間接法の調整(非資金費用の加算・運転資本の増減・営業外損益の調整)は符号を問う定番の計算のため出題可能性が高い。