予想問題 運営管理 令和8年度予想 第10問

この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。

第10問

論点:抜取検査と工程能力指数

品質管理に関する記述として適切なものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a 生産者危険とは、品質の悪いロットを合格と判定してしまうリスクのことである。 b 破壊検査を行わざるを得ない場合には、抜取検査が用いられる。 c 工程能力指数Cpは、規格の幅を標準偏差の6倍で除して求める。 d 工程の平均値を規格の中心に近づけると、工程能力指数Cpの値は大きくなる。

  1. aとb
  2. aとbとc
  3. aとc
  4. aとd
  5. bとc
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正解:

解答:オ

抜取検査は「一部を見て全体を判定する」ため判定に誤りのリスクが伴う。工程能力指数 Cp は「規格の幅に対して工程のばらつきがどれだけ小さいか」を測る指標で、工程の平均がどこにあるかは見ない。

  • a(×):品質の悪いロットを合格と誤判定してしまうのは消費者危険(β)である。生産者危険(α)は、本当は良いロットを不合格と誤判定してしまうリスクで、両者が入れ替わっている。
  • b(○):破壊検査は検査すると品物が壊れてしまうため全数検査は成り立たず、ロットから一部を抜き取る抜取検査によるほかない。記述は適切。
  • c(○):Cp =(規格上限 − 規格下限)÷(6σ)。すなわち規格の幅を標準偏差の6倍で除して求める。記述は適切。
  • d(×):Cp は工程の平均(μ)がどこにあるかを無視し、ばらつき(σ)だけを見る指標であるため、平均値を規格の中心に近づけても Cp は変わらない。Cp を大きくするには σ を小さくするしかない。なお、中心のかたよりも考慮する指数は Cpk である。

適切なのは b と c。よって

なぜこの論点を予想したか

過去19年の出題実績を論点別に集計すると、品質管理〈第7章〉は延べ32回で、R07は3問(第5問のQC七つ道具など)が出題された。第7章の対応過去問表によれば、工程能力指数の計算はR03第20問・R06第7問で出題されており、R07では工程能力指数は問われていない。抜取検査の生産者危険・消費者危険とあわせ、QC七つ道具以外の切り口として出題可能性がある。

#品質管理

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