この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。
第7問
論点:ラインのバランスロス率
ある製品を、5つの工程からなる生産ラインで生産している。各工程の作業時間は、第1工程が30秒、第2工程が35秒、第3工程が40秒、第4工程が25秒、第5工程が30秒である。 サイクルタイムが最も作業時間の長い工程の作業時間に等しいとき、この生産ラインのバランスロス率として、最も適切なものはどれか(単位:%)。
- ア 20.0
- イ 22.5
- ウ 25.0
- エ 80.0
- オ 82.5
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正解:ア
解答:ア
編成効率とバランスロス率は、公式に当てはめるだけで解ける最頻出の計算。手順は「①総作業時間を足す → ②サイクルタイムを確認する → ③編成効率を出す → ④1から引く」の4ステップ。
Step1 各工程の作業時間の総和を求める
30 + 35 + 40 + 25 + 30 = 160秒
Step2 サイクルタイムを確認する
サイクルタイムは最も作業時間の長い工程(ボトルネック工程)の作業時間で決まる。ここでは第3工程の40秒。
Step3 編成効率を求める
編成効率 = 各工程の作業時間の総和 ÷(工程数 × サイクルタイム)= 160 ÷(5 × 40)= 160 ÷ 200 = 0.80
Step4 バランスロス率を求める
バランスロス率 = 1 − 編成効率 = 1 − 0.80 = 0.20 = 20.0%
- ア(○):20.0。上記のとおりバランスロス率は20.0%となる。
- イ(×):22.5。総作業時間を155秒と誤って足した場合の値(155 ÷ 200 = 0.775 → 22.5%)。
- ウ(×):25.0。総作業時間を150秒と誤って足した場合の値(150 ÷ 200 = 0.75 → 25%)。
- エ(×):80.0。編成効率(0.80)そのもので、バランスロス率と取り違えている。バランスロス率は編成効率を1から引いた値。
- オ(×):82.5。総作業時間を165秒と誤って足した場合の編成効率であり、二重に誤っている。
よって ア。
なぜこの論点を予想したか
過去19年の出題実績を論点別に集計すると、ラインバランシング〈第4章〉はH23・H24を除く17年で毎年出題され延べ25回。第4章の対応過去問表では、編成効率・バランスロスの計算はH22第8問・H25第9問・R03第5問・R04第2問・R05第6問・R06第4問とほぼ毎年出題されているが、R07は第21問のタクトタイムのみで編成効率の計算は出題されていない。