予想問題 経済学・経済政策 令和8年度予想 第8問

この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。

第8問

論点:経済成長理論

経済成長理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. ソロー・モデルでは、資本は収穫逓増の性質をもつ。
  2. ソロー・モデルでは、技術進歩がなくても1人当たりGDPは持続的に成長する。
  3. 全要素生産性は、資本と労働の増加では説明できない成長分をさす。
  4. AKモデル(内生的成長論)では、資本は収穫逓減の性質をもつ。
  5. 成長会計では、経済成長率を資本と労働の寄与のみに分解する。
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正解:

解答:ウ

ソロー・モデル、AKモデル、全要素生産性、成長会計の性格の違いを確認する問題。

  • ア(×):ソロー・モデルの資本は収穫逓減(増える生産量がだんだん小さくなる)を前提とする。収穫逓増は誤り。
  • イ(×):ソロー・モデルでは、技術進歩がなければ資本蓄積はやがて定常状態に達し、1人当たりGDPの持続的な成長は起きない。持続的成長には技術進歩が必要。
  • ウ(○):全要素生産性(TFP)は、資本の増加でも労働の増加でも説明できない残りの成長分(ソロー残差)であり、技術進歩などを表す。
  • エ(×):AKモデル(内生的成長論)の資本は収穫一定で、収穫逓減ではない。だから成長が止まらず持続する。
  • オ(×):成長会計は成長率を資本の寄与・労働の寄与に加え、全要素生産性の寄与にも分解する。資本と労働のみは誤り。

よって

なぜこの論点を予想したか

経済成長理論はH19・H23・H25で、モデル名(ソロー/AK)と収穫逓減か一定か、成長は止まるか止まらないかがストレートに問われてきた。ソロー・モデル・全要素生産性・成長会計はいずれも図表なし・文章で完結する。直近R05〜R07で成長理論の出題が途切れており、令和8年度に復活する可能性が高い。

#経済成長理論

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