この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。
第5問
論点:フィッシャー方程式
ある経済で、名目利子率が5%、期待物価上昇率(期待インフレ率)が2%であるとする。フィッシャー方程式(名目利子率=実質利子率+期待物価上昇率)に基づく記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 実質利子率は、3%である。
- イ 実質利子率は、7%である。
- ウ 実質利子率は、2.5%である。
- エ 期待物価上昇率が3%に上がると、名目利子率が一定なら実質利子率は上昇する。
- オ 名目利子率と期待物価上昇率が同率で上昇すると、実質利子率も上昇する。
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正解:ア
解答:ア
フィッシャー方程式より、実質利子率=名目利子率−期待物価上昇率=5−2=3%。
- ア(○):5−2=3%。
- イ(×):7%は名目利子率に期待物価上昇率を加えた値(5+2)で、符号の取り違え。
- ウ(×):2.5%は5÷2とした誤り。
- エ(×):名目利子率が一定で期待物価上昇率が3%に高まると、実質利子率は5−3=2%に低下する。
- オ(×):名目利子率と期待物価上昇率が同じだけ上昇すれば、実質利子率は変化しない(フィッシャー効果)。
よって ア。
なぜこの論点を予想したか
フィッシャー方程式は物価・インフレ(過去19年の出題実績延べ35回)の定番で、R07第9問でも出題された。R07が正誤の組み合わせ型だったため、本問は具体的な数値を与える計算型に切り口を変え、重複を避けた。四則計算のみで解けるため図表不要で成立する。