予想問題 経済学・経済政策 令和8年度予想 第2問

この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。

第2問

論点:乗数理論

限界消費性向が0.75である閉鎖経済を考える。比例税や輸入は考えないものとするとき、乗数に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 投資乗数は、0.75である。
  2. 政府支出乗数は、4である。
  3. 租税乗数は、−4である。
  4. 均衡予算乗数は、0である。
  5. 減税を1兆円行うと、GDPは4兆円増加する。
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正解:

解答:イ

限界消費性向 c=0.75、1−c=0.25 として各乗数を計算する。分母はどれも(1−c)。

  • ア(×):投資乗数=1/(1−c)=1/0.25=4。0.75は限界消費性向そのもの。
  • イ(○):政府支出乗数=1/(1−c)=1/0.25=4
  • ウ(×):租税乗数=−c/(1−c)=−0.75/0.25=−3。−4は分子を1とした誤り。
  • エ(×):均衡予算乗数は1。政府支出と増税を同額行うと、GDPはその額だけ増える。
  • オ(×):減税の効果は租税乗数(絶対値3)で決まる。1兆円の減税でGDPは3兆円増える(−3×−1兆円)。政府支出乗数4と混同している。

よって

なぜこの論点を予想したか

乗数理論・45度線は過去19年で延べ43回の頻出論点。R07第7問は45度線の図を用いた出題だったが、乗数そのものの計算は図表なしで完結するため予想問題に適する。公式(政府支出乗数・租税乗数・均衡予算乗数)は毎年問われ、令和8年度も計算問題での出題が見込まれる。

#乗数理論・45度線

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