第19問
各工程において品質を作り込む自工程保証の考え方が重要である。そのための仕 組みとして、「自工程で発生した不適合品の次の工程への流出を抑制する仕組み」 と、「自工程での不適合品の発生そのものを抑制する仕組み」との2つに分類した場 合、後者に該当する仕組みの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群か ら選べ。 a 切削のたびに寸法を測定し、仕様より短くなった場合には機械が停止し、ワー クを自動で取り外す仕組み。 b 製品の仕様とは異なるNC 加工プログラムを選択できない仕組み。 c 垂直方向の孔 あな をあける作業で、ドリルが垂直方向にしか動かないように制限す る仕組み。 d 塗装の状態を確認し、色むらがあればラインアウトする仕組み。
- ア aとb
- イ aとbとc
- ウ aとd
- エ bとc
- オ cとd
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正解:エ
解答:エ
問題は仕組みを2分類する。①「不適合品の次工程への流出を抑制」=発生した不良を後工程に流さない(検出・遮断型、いわゆる流出防止)と、②「不適合品の発生そのものを抑制」=そもそも不良を作らせない(未然防止・源流対策型、ポカヨケのうち発生防止型)。設問は「後者(発生そのものの抑制)」に該当するものを選ぶ。
- a(×):切削後に寸法を測定し、仕様外なら機械を停止しワークを取り外す。これは不良が「発生した後」に検出して後工程へ流さない仕組み=前者(流出抑制)。
- b(○):製品仕様と異なるNC加工プログラムを選択「できない」ようにする。誤ったプログラムによる不良の発生そのものを未然に防ぐ=後者(発生抑制)。
- c(○):ドリルが垂直方向にしか動かないよう物理的に制限する。斜め孔という不良の発生そのものを防ぐ=後者(発生抑制)。
- d(×):塗装後に色むらを確認しラインアウトする。発生した不良を検査で見つけて後工程へ流さない仕組み=前者(流出抑制)。
後者に該当するのは b と c。よって エ(bとc)。