第9問
生産プロセスの合理化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 工程稼働の調整を通じて仕掛在庫を削減するために、かんばん方式を導入した。
- イ 作業者の振り向き動作を抑制するために、生産ラインのU字化を実施した。
- ウ 製造工程での段取り替えの回数を抑制するために、生産の平準化を実施した。
- エ 設備停止などの工程で発生した異常を素早く周知するために、カムアップシス テムを導入した。
- オ 段取り替えに要する総工数を抑制するために、内段取りの外段取り化を実施した。
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正解:ア
解答:ア
生産プロセス合理化の各手法について、「目的」と「施策」の対応が適切かを問う。
- ア(○):かんばん方式は後工程引取り方式により各工程の稼働を必要量に同期させ、作りすぎを防いで仕掛在庫を削減する。目的と施策が合致しており適切。
- イ(×):U字ラインの主目的は、1人の作業者が複数工程を受け持つ多能工化・少人化と工程間バランス、ラインの柔軟化。「振り向き動作の抑制」を目的とする説明は不適切。
- ウ(×):生産の平準化は需要変動を吸収し各工程の負荷を均すための施策。段取り替え回数の抑制を直接の目的とするものではない(段取り替え削減はシングル段取り化等が担う)。
- エ(×):工程の異常を素早く周知する仕組みはアンドン。カムアップシステムは現品票等で次に着手すべき品目を知らせる進度管理の仕組みであり、異常の即時周知が目的ではない。
- オ(×):内段取りの外段取り化は1回当たりの段取り時間(ライン停止時間)を短縮する施策。「総工数の抑制」が直接の目的ではなく、段取り替え時間短縮が狙い。
よって ア。