第18問
ある工程では月間1,000 個の部品を加工しているが、そのうち5%が不適合品 として廃棄されている。この部品の販売価格は2,000 円、変動費率60 %で、不適 合品1個当たりの廃棄費用は700 円かかっている。 この部品には十分な需要があり、不適合品は全て手直しを行って良品として販売 できることが分かったので、新たに手直しをする作業者を雇うことを検討してい る。新たに雇う作業者の月間の人件費がいくら未満であれば採算的に見合うか。以 下の選択肢から最も適切なものを選べ。ただし、不適合品の手直しにおける追加費 用は新たに雇う作業者の人件費のみで、材料費などのその他の費用は発生しないも のとする。
- ア 60,000 円
- イ 75,000 円
- ウ 95,000 円
- エ 135,000 円
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正解:エ
解答:エ
手直しによって得られる月間の利益(人件費を除く)を求め、それを上回らない人件費なら採算が合う。
不適合品の数量:月間1,000個×5%=50個。
手直し1個当たりの効果:手直しすれば良品として販売できる。手直しには材料費等の追加費用は発生せず(材料はすでに投入済み)、追加コストは新たに雇う作業者の人件費のみと条件付けされている。したがって不適合品1個を手直し・販売することで得られる効果は、
- 販売による収入:2,000円(変動費はすでに投入済みのため追加発生しない)
- 廃棄を取りやめることによる廃棄費用の節約:+700円
合計=2,000+700=2,700円/個。
月間の効果:50個×2,700円=135,000円。
人件費がこの135,000円未満であれば、手直しによる効果が人件費を上回り採算的に見合う。
- ア(×)60,000円/イ(×)75,000円/ウ(×)95,000円はいずれも採算ラインを過小評価。エ(○)135,000円が採算が見合う上限。
よって エ。