第8問
財政の自動安定化装置(ビルトイン・スタビライザ―)としての機能が比較的強い と想定される税の仕組みとして、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 利潤に対して累進的に課せられる法人所得税 b 全ての人に同額が課せられる定額税 c 生活必需品に対して課せられる消費税 d 一定額までの所得には課税を免除する個人所得税
- ア aとb
- イ aとc
- ウ aとd
- エ bとc
- オ bとd
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正解:ウ
解答:ウ
自動安定化装置(ビルトイン・スタビライザー)は、所得や利潤に応じて税負担が自動的に変動し、景気変動を緩和する仕組み。所得・利潤に対する「累進性」が強いほど安定化機能は強い。
- a(適切=強い):利潤に累進的に課す法人所得税は、好況時に税収が大きく増え不況時に大きく減るため、安定化機能が強い。
- b(不適切):全員同額の定額税は所得・利潤と無関係で、景気に応じて変動しないため安定化機能を持たない。
- c(不適切):生活必需品への消費税は需要が景気に左右されにくく税収が安定的なので、安定化機能は弱い。
- d(適切=強い):一定額まで免税の個人所得税は実質的に累進的で、好不況に応じて税負担が変動し、安定化機能が強い。
機能が強いのはaとd。よって ウ。