企業経営理論 R05年度 第10問

第10問

プラットフォームを用いた戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 1つのプラットフォームには、同業者だけを参加させる方が効果的かつ効率的 である。
  2. 参加者がプラットフォームから得られる効用は、参加者が増加するにつれて指 数関数的に増加する。
  3. プラットフォームに参加する人が増えるほど、参加者がそのプラットフォーム から得られる効用が増加することをフレーミング効果と呼ぶ。
  4. プラットフォームは社会にとっての価値を生み出すものなので、規制は必要と されない。
  5. プラットフォームを用いたビジネスでは、サービスの受益者には課金されな い。
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正解:

解答:イ

プラットフォーム戦略の核はネットワーク効果(参加者が増えるほど効用が高まる)。多様な参加者を呼び込み、効用が加速度的に増える点がポイント。

  • ア(×):プラットフォームは異なる種類の参加者(例:売り手と買い手)を結びつけ、サイド間ネットワーク効果を生むことが効果的。同業者だけに限るのは誤り。
  • イ(○):ネットワーク効果により、参加者の増加に伴って各参加者が得る効用は加速度的(指数関数的)に増加する。プラットフォームの本質を述べており適切。
  • ウ(×):参加者増加が効用を高める現象は「ネットワーク効果(ネットワーク外部性)」と呼ぶ。フレーミング効果(提示の仕方で判断が変わる)とは無関係で誤り。
  • エ(×):巨大プラットフォームは独占・データ寡占などの弊害を生むため、独占禁止やデータ規制などの規制が議論・必要とされる。「規制は不要」は誤り。
  • オ(×):プラットフォームの収益モデルは多様で、受益者(利用者)に課金する形態も一般的。「受益者には課金されない」と断ずるのは誤り。

よって

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