第10問
自己株式の会計処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 自己株式の取得は、他社の株式を取得する場合と同様に処理される。
- イ 自己株式の取得は純資産の減少、自己株式の売却は純資産の増加として処理す る。
- ウ 自己株式を消却した場合、その他利益剰余金が減少する。
- エ 自己株式を消却した場合、資産が減少する。
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正解:イ
解答:イ
自己株式は資産ではなく、純資産の部の**控除項目(マイナス表示)**として扱う点が要点。
- ア(×):他社株式は資産(有価証券)として処理するが、自己株式は資産計上せず純資産の控除項目とする。両者は同様に処理されない。
- イ(○):自己株式を取得すると純資産の控除項目が増え、結果として純資産が減少する。売却(処分)すると控除が解消し純資産が増加する。
- ウ(×):自己株式を消却した場合、減少するのはその他資本剰余金であり、その他利益剰余金ではない。
- エ(×):自己株式の取得時にすでに資産(現金)は減少している。消却は純資産内部での振替(自己株式とその他資本剰余金の相殺)にすぎず、消却によって新たに資産が減少することはない。
よって イ。