経済学・経済政策 R03年度 第22問

第22問

下図のような労働市場について考える。この図に関する記述として、最も適切な 組み合わせを下記の解答群から選べ。

第22問の図
  1. aとb
  2. aとc
  3. aとd
  4. bとc
  5. cとd
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

縦軸に賃金、横軸に労働量をとった労働市場の図である。右上がりの労働供給曲線と右下がりの労働需要曲線が交わる点で均衡賃金W0・均衡雇用量L0が決まる。労働需要曲線は企業にとっての労働の限界生産物価値(限界生産性)を、労働供給曲線は労働者の留保賃金(余暇の機会費用)を表す。

均衡賃金W0より高い水準に最低賃金が設定されると、労働供給が労働需要を上回り、超過供給(=非自発的失業)が発生する。一方、需要曲線が労働の限界生産性を反映するという理解は正しい。

各記述a~dのうち、労働需要曲線が労働の限界生産性(限界生産物価値)を表すこと、およびW0を上回る賃金規制が超過供給(失業)を生むことを正しく述べた記述aとcが適切である。需要・供給曲線の意味や賃金規制の効果を取り違えた記述b・dは誤り。

よって適切な組み合わせはaとcで、

#需要・供給と弾力性#生産者理論・費用

← 経済学・経済政策の一覧へ戻る