経済学・経済政策 R03年度 第12問

第12問

全要素生産性(TFP)に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答 群から選べ。 a 新しい技術の開発は、全要素生産性を上昇させる要因のひとつである。 b 経済成長率=(労働分配率#労働生産性の成長率)+(資本分配率#資本投入の 成長率)+全要素生産性の成長率、である。 c 生産要素の投入量が一定であったとしても、全要素生産性が上昇すると、生産 量は増加する。 d 全要素生産性は、生産量を労働投入量で除した値である。

  1. aとb
  2. aとbとc
  3. aとc
  4. aとcとd
  5. bとcとd
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正解:

解答:ウ

全要素生産性(TFP)は、労働・資本の投入量の増加では説明できない生産の増加分(技術進歩など)を表す。成長会計では、経済成長率=労働分配率×労働投入の成長率+資本分配率×資本投入の成長率+TFPの成長率。

  • a(○):新しい技術の開発はTFPを上昇させる代表的要因である。正しい。
  • b(×):成長会計の式は「労働分配率×労働投入の成長率+資本分配率×資本投入の成長率+TFP成長率」である。bは労働の項を「労働生産性の成長率」としており誤り。
  • c(○):要素投入量が一定でもTFPが上昇すれば生産量は増加する。正しい。
  • d(×):生産量を労働投入量で除した値は労働生産性であり、TFPの定義ではない。誤り。

適切なのはaとc。よって

#経済成長理論

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