第15問
下図には、等費用線が描かれている。この等費用線に関する記述として、最も適 切なものを下記の解答群から選べ。
- ア 資本のレンタル価格が上昇する場合、横軸上の切片B は不変のままで、縦 軸上の切片A が上方に移動する。
- イ 縦軸上の切片A は、資本の最大投入可能量を示している。
- ウ 賃金率が上昇する場合、横軸上の切片B は不変のままで、縦軸上の切片A が下方に移動する。
- エ 費用が減少すると、等費用線は右方にシフトする。 DKJC-1A
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正解:イ
解答:イ
縦軸を資本(K)、横軸を労働(L)とする等費用線は、総費用を C、賃金率を w、資本のレンタル価格を r とすると C=wL+rK、すなわち K=C/r-(w/r)L で表される。縦軸切片 A=C/r、横軸切片 B=C/w、傾きの絶対値は w/r。
- ア(×):資本のレンタル価格 r が上昇すると縦軸切片 A=C/r は小さくなり、A は下方に移動する。上方移動は誤り。
- イ(○):縦軸切片 A=C/r は、費用 C をすべて資本に投じたときに購入できる資本量で、資本の最大投入可能量を示す。正しい。
- ウ(×):賃金率 w が上昇すると横軸切片 B=C/w が小さくなり、B が左方に移動する。一方 A=C/r は不変。「B不変・A下方移動」は誤り。
- エ(×):費用 C が減少すると等費用線は原点に向かって左方(内側)にシフトする。右方シフトは誤り。
よって イ。