第9問
経済成長のためには、企業による投資の増加が必要である。投資の変化を説明す る伝統的な理論に加速度原理がある。加速度原理の説明として、最も適切なものは どれか。
- ア 生産量が一定のとき、投資は増加する。
- イ 生産量の増加が拡大傾向にあるとき、投資は増加する。
- ウ 生産量の増加の度合いが小さくなるとき、投資は増加に転じる。
- エ 生産量の変化は、在庫の調整によって吸収されるため、投資に影響を与えな い。 DKJC-1A
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正解:イ
解答:イ
加速度原理は、必要資本量が生産量に比例(資本係数一定)すると考え、投資(資本ストックの増加)は生産量の「増加分」に比例するとする理論。すなわち投資は生産量の変化(増加幅)に依存する。
- ア(×):生産量が一定なら必要資本量も一定で、追加投資(純投資)は生じない。
- イ(○):生産量の増加が拡大傾向(増加幅が拡大)なら、必要資本量の増加分も拡大し、投資は増加する。
- ウ(×):生産量の増加の度合いが小さくなれば、投資はむしろ減少に転じる。
- エ(×):加速度原理は生産量の変化が投資を規定するとする理論であり、投資に影響を与えないとするのは誤り。
よって イ。