経済学・経済政策 H28年度 第9問

第9問

経済成長のためには、企業による投資の増加が必要である。投資の変化を説明す る伝統的な理論に加速度原理がある。加速度原理の説明として、最も適切なものは どれか。

  1. 生産量が一定のとき、投資は増加する。
  2. 生産量の増加が拡大傾向にあるとき、投資は増加する。
  3. 生産量の増加の度合いが小さくなるとき、投資は増加に転じる。
  4. 生産量の変化は、在庫の調整によって吸収されるため、投資に影響を与えな い。 DKJC-1A
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

加速度原理は、必要資本量が生産量に比例(資本係数一定)すると考え、投資(資本ストックの増加)は生産量の「増加分」に比例するとする理論。すなわち投資は生産量の変化(増加幅)に依存する。

  • ア(×):生産量が一定なら必要資本量も一定で、追加投資(純投資)は生じない。
  • イ(○):生産量の増加が拡大傾向(増加幅が拡大)なら、必要資本量の増加分も拡大し、投資は増加する。
  • ウ(×):生産量の増加の度合いが小さくなれば、投資はむしろ減少に転じる。
  • エ(×):加速度原理は生産量の変化が投資を規定するとする理論であり、投資に影響を与えないとするのは誤り。

よって

#投資理論#経済成長理論

← 経済学・経済政策の一覧へ戻る