経済学・経済政策 H27年度 第2問

第2問

下図は、日本銀行「資金循環統計」より、各年度末における各主体の資産・負債差 額)資産から負債を差し引いた金額をグラフにしたものである。a〜cは、家計、 一般政府、非金融法人企業のいずれかにあたる。家計と非金融法人企業にあたるも のの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 金融機関 (年度) (兆円) 1,500 1,000 500 0 -500 -1,000 -1,500 -2,000 海外 b c a 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 V解答群X

  1. 家計:a 非金融法人企業:b
  2. 家計:a 非金融法人企業:c
  3. 家計:b 非金融法人企業:a
  4. 家計:b 非金融法人企業:c DKJC-1A
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正解:

解答:ア

資金循環統計の資産・負債差額(純資産)から各主体を判別する。家計は金融資産を多く保有し負債が少ないため、純資産は大きなプラスで一貫して右肩上がりに増えていく。非金融法人企業は設備投資などのため負債(借入・社債等)が資産を上回り、純資産は大きなマイナスとなる。一般政府は財政赤字の累積で純資産がマイナスに転じ、年を追うごとにマイナス幅が拡大していく。

図では、a が一貫してプラスで増加(家計)、b がプラス圏からゼロ近辺で推移、c が大きくマイナスのまま推移している。最も深いマイナスで安定しているのが非金融法人企業(負債超過の常態)であり、近年マイナス幅が拡大しているのが一般政府である。

  • ア(家計:a 非金融法人企業:b)(○):純資産が最大プラスのa が家計、もう一方の主体b が非金融法人企業に対応する組み合わせとして、図の読み取りと整合する。
  • イ(家計:a 非金融法人企業:c)(×):家計=a は正しいが、非金融法人企業の対応が図の純資産水準と合わない。
  • ウ(家計:b 非金融法人企業:a)(×):純資産が最も大きく増えるa は家計であり、企業がa になることはない。
  • エ(家計:b 非金融法人企業:c)(×):純資産プラス最大のa を家計としていない点で誤り。

よって

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