第21問
ISO 14051 で規定されるマテリアルフローコスト会計(MFCA:Material Flow Cost Accounting)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア MFCA で算定されるコストは、マテリアルコスト、システムコスト、エネル ギーコスト、廃棄物管理コストの つから構成される。
- イ MFCA では、組織内のマテリアルのフローおよびストックを物量単位で追 跡・定量化するマテリアルフローモデルを策定する。
- ウ MFCA におけるコストの配賦基準である「マテリアル配分率」は、全品種の総 生産量の中における各品種の生産量が占める割合として算定される。
- エ MFCA は、組織におけるマテリアルおよびエネルギーの使用に関する透明性 の向上を狙った会計手法である。 DKJC-1D
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正解:ウ
解答:ウ
ISO 14051で規定されるマテリアルフローコスト会計(MFCA)に関する「最も不適切なもの」を選ぶ問題。MFCAは、生産工程に投入したマテリアルとエネルギーのフロー・ストックを物量で追跡し、製品(正の製品)と廃棄物(負の製品)の双方にコストを配分することで、廃棄物に潜むコストを「見える化」する環境管理会計手法である。
- ア(○):MFCAで算定するコストは、マテリアルコスト・システムコスト・エネルギーコスト・廃棄物管理コストの4要素から構成される。正しい。
- イ(○):MFCAでは、組織内のマテリアルのフローおよびストックを物量単位で追跡・定量化するマテリアルフローモデルを策定する。正しい。
- ウ(×:不適切):MFCAの「マテリアル配分率」は、各物量センターにおいて投入マテリアルが「正の製品(良品)」と「負の製品(廃棄物・ロス)」にどれだけ振り分けられるかの割合であり、これに基づきコストを正・負の製品へ配賦する。「全品種の総生産量に対する各品種の生産量が占める割合」という説明は誤りで、これが最も不適切。
- エ(○):MFCAは組織のマテリアルおよびエネルギー使用の透明性向上を狙った会計手法である。正しい。
設問は最も不適切なものを問うため、配分率の説明が誤っている ウ が解答。
よって ウ。