経営情報システム H26年度 第20問

第20問

IT プロジェクト成功のひとつの鍵は、適切なビジネスアナリシスである。これ に必要な知識とスキルの標準として、IIBA(International Institute of Business Analysis)が2009 年に発表したBABOK(A Guide to the Business Analysis Body of Knowledge) 2.0 がある。これに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. BABOK では、新しいソリューションを実現するための要求を、ビジネス要 求、ステークホルダー要求、ソリューション要求、そして移行要求のつに分類 している。
  2. BABOK のソリューション要求に含まれる機能要求とは、ソリューションが有 効に存続するための環境条件や、システムが備えているべき品質のことである。
  3. BABOK の知識エリアは、それぞれビジネスアナリシスの実行フェーズに対応 している。
  4. BABOK は、ビジネスアナリシスのタスクを実行するプロセスやタスクの実行 順序について規定している。 DKJC-1F
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正解:

解答:ア

BABOK(ビジネスアナリシス知識体系)2.0では、要求を「ビジネス要求」「ステークホルダー要求」「ソリューション要求」「移行要求」の4つに分類する。ソリューション要求はさらに機能要求と非機能要求に分けられる。

  • ア(○):要求をビジネス要求・ステークホルダー要求・ソリューション要求・移行要求の4つに分類する記述は正しい。
  • イ(×):環境条件やシステムが備えるべき品質は「非機能要求」の説明であり、「機能要求」の定義としては誤り。機能要求はソリューションが備えるべき動作・振舞いを指す。
  • ウ(×):BABOKの知識エリアは実行フェーズ(工程順)に一対一で対応するものではなく、必要に応じて反復的に用いられる。順序対応とするのは不適切。
  • エ(×):BABOKはタスクや必要な知識・スキルを体系化したものであり、タスクの実行プロセスや実行順序を規定(プロセスモデル化)するものではない。

よって

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