第37問
在庫型物流センターにおいては、在庫を過剰に増やさず、品切れを起こさないた めに、適正な在庫補充をする必要がある。補充量を決める際には、将来の需要を予 測する必要があるが、需要予測に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 移動平均法とは過去 週間などの短い期間の需要データを用いて需要を予測す る手法である。
- イ 季節商品の需要を予測する場合、前年同時期の需要データを参考にすることが できる。
- ウ 需要予測の精度を高めるには、需要データを日常的に収集することが必要であ る。
- エ 販売促進の影響は、販売促進をする商品の需要だけでなく同じ品目の商品全体 の需要とも関連するため、把握することが難しい。 DKJC-1D
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正解:ア
解答:ア
〔リード〕在庫補充のための需要予測手法に関する問題。移動平均法は、直近の一定期間(区間)の実績データの平均を予測値とし、期間をずらしながら順次更新していく手法である点を押さえる。「最も不適切なもの」を選ぶ。
- ア(×):移動平均法は「直近の一定区間のデータの平均」をとって予測する手法であり、必ずしも「過去数週間などの短い期間」を用いるとは限らない。区間の長さは任意に設定でき、長期間をとる場合もある。期間を短いものに限定する記述は不正確で、最も不適切。
- イ(○):季節商品は季節変動があるため、前年同時期の需要データを参考にするのは妥当な予測アプローチ。正しい。
- ウ(○):需要予測の精度向上には、需要データを日常的・継続的に収集・蓄積することが必要。正しい。
- エ(○):販売促進の効果は対象商品だけでなく同一品目の他商品(カニバリゼーション等)にも及ぶため、その影響を正確に把握するのは難しい。正しい。
公式正解に従い、最も不適切なものは ア。