第33問
ある物流センターにおいて、比較的需要が安定した商品を定量発注方式で在庫補 充している。定量発注方式では、手持在庫量が発注点を下回った際に、あらかじめ 決めた発注量で補充するが、発注点と発注量の考え方に関する記述として、最も適 切なものはどれか。
- ア 適切に発注量を設定することにより年間在庫総費用を抑えることができる。
- イ 発注点と発注量は一度決めても定期的に見直さなければ手持在庫量が増加す る。
- ウ 発注点は平均在庫量に安全在庫を加えたものに決められることが多い。
- エ 発注量を増やすと発注回数が減少し、手持在庫量は減少する。
▼ 解答・解説を見る
正解:ア
解答:ア
〔リード〕定量発注方式は、手持在庫が発注点を下回ったら一定量(発注量)を補充する方式。発注点=リードタイム期間中の需要量+安全在庫、発注量は経済的発注量(EOQ)の考え方で設定する。「最も適切なもの」を選ぶ。
- ア(○):発注量を経済的発注量(EOQ)など適切に設定すれば、発注費用と在庫保管費用の合計である年間在庫総費用を最小化(抑制)できる。適切。
- イ(×):定量発注方式では発注点・発注量を一定に保っても、需要が安定していれば手持在庫量が際限なく増加することはない。需要変動があれば見直しは望ましいが、「見直さなければ在庫が増加する」と一般化するのは誤り。
- ウ(×):発注点は「リードタイム期間中の需要量+安全在庫」で決められるのが一般的であり、「平均在庫量+安全在庫」ではない。記述が誤り。
- エ(×):発注量を増やすと発注回数は減るが、1回当たりの補充量が大きくなるため平均手持在庫量はむしろ増加する。「減少する」は誤り。
よって ア。