運営管理 H25年度 第21問

第21問

ISO 14040 で規定されるLCA(ライフサイクルアセスメント²に関する記述とし て、最も適切なものはどれか。

  1. LCA は、製品の原材料の取得から製造および使用に至るまでの過程を通じて、 製品の環境への影響を調査・評価する環境マネジメントの手法である。
  2. 「ライフサイクルインベントリ分析」では、多様な環境影響をひとつの数値にま とめる特性化を実施する。
  3. 「ライフサイクル影響評価」は必ずしも行う必要はない。
  4. 「ライフサイクル解釈」では、実施されたLCA が要求された規格や原則を満た しているかどうかを検証する。 DKJC-1D
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正解:

解答:ウ

LCA(ライフサイクルアセスメント、ISO 14040)は、製品の原材料採取から製造・使用・廃棄・リサイクルまで(ゆりかごから墓場まで)の全ライフサイクルにわたる環境負荷を評価する手法。4つの段階=①目的及び調査範囲の設定、②ライフサイクルインベントリ分析(LCI)、③ライフサイクル影響評価(LCIA)、④ライフサイクル解釈、から構成される。

  • ア(×):LCAは原材料の取得・製造・使用に加え、廃棄・リサイクルに至るまでの全過程を対象とする。「使用に至るまで」と廃棄段階を除いている点で範囲が不完全であり不適切。
  • イ(×):多様な環境影響を分類・特性化して評価するのはライフサイクル影響評価(LCIA)の作業である。インベントリ分析(LCI)は環境への入出力(資源消費・排出物)のデータを収集・定量化する段階であり、特性化を行うとするのは誤り。
  • ウ(○):ISO 14040の枠組みでは、必須段階はインベントリ分析までで、ライフサイクル影響評価(LCIA)は調査の目的・範囲に応じて実施する位置づけであり、必ずしも行う必要はない。最も適切。
  • エ(×):ライフサイクル解釈は、インベントリ分析・影響評価の結果を目的・調査範囲に照らして検討し結論・提言を導く段階である。実施されたLCAが規格や原則を満たすか検証するのはクリティカルレビューであり、解釈の説明として誤り。

よって

#生産技術・環境

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