第2問
生産技術部門、製造部門において用いられるシミュレーションに関する記述とし て、最も不適切なものはどれか。
- ア ンピュータ上の仮想工場を利用して、製造ラインの人・物・設備などの動き を解析するために、バーチャルマニファクチャリングを用いた。
- イ 従来、模型を作製して行っていた製品設計に関する検討作業を、コンピュータ の画面上に実現するために、ディジタルモックアップを用いた。
- ウ 生産システムの挙動を解析するために、作業時間が確率分布に従うと仮定し て、モンテカルロ法を用いた。
- エ 生産システムの構成要素をエージェントとして実装して、個々の挙動を解析す るために、システムダイナミクスを用いた。 DKJC-1D
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正解:エ
解答:エ
生産技術・製造部門で用いるシミュレーション手法の名称と内容の整合を問う。
- ア(○):バーチャルマニュファクチャリング(仮想製造)は、コンピュータ上の仮想工場で人・物・設備の動きを模擬・解析する手法であり、記述は正しい。
- イ(○):ディジタルモックアップ(DMU)は、従来は実物模型で行っていた設計検討をコンピュータ画面上の3Dモデルで実現する手法で、正しい。
- ウ(○):モンテカルロ法は、作業時間などが確率分布に従うと仮定し乱数を用いて系の挙動を解析する確率的シミュレーション手法で、正しい。
- エ(×):構成要素を個々のエージェントとして実装し、その相互作用から全体挙動を解析するのはエージェントベース(マルチエージェント)シミュレーションである。システムダイナミクスは、対象をストック・フローとフィードバックループで全体的・連続的に捉える手法であり、個別エージェントの実装による解析ではない。手法名と内容が不整合で最も不適切。
よって エ。