経営情報システム H23年度 第22問

第22問

情報システムに対するセキュリティ攻撃は、クライアントPC を標的にしたもの とサーバコンピュータを標的にしたものがある。セキュリティ攻撃に関する記述と して最も適切なものはどれか。

  1. ガンブラーは詐取したID やパスワードを使って信用のあるウェブサイトを書 き換え、ここにアクセスしたユーザのクライアントPC を、このウェブサイトで
  2. ィルスに感染させる。
  3. ロスサイトスクリプティングは、不正なスクリプトを埋め込んだウェブペー ジにアクセスしたクライアントPC が、動的に生成される標的ウェブページにア
  4. セスしたときに、そのPC のCookie を詐取することがある。
  5. バッファオーバーフローは、偽装したウェブページにアクセスしたクライアン トPC に、多量のデータを送りつけ、バッファ溢れを生じさせて管理者権限を奪 取するものである。
  6. ワンクリック詐欺は、だますことを目的にしたウェブページにアクセスしたク ライアントPC に不正に侵入し、記録されている重要情報を流出させて、それで 詐欺を行うものである。 ― 17― ◇M6(688―149)
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

〔セキュリティ攻撃の手口を問う問題〕(選択肢ア=ガンブラー、イ=クロスサイトスクリプティング、ウ=バッファオーバーフロー、エ=ワンクリック詐欺)

  • ア(×):ガンブラーは、詐取したFTPのID・パスワードで正規サイトを改ざんし、不正な誘導コードを仕込んで、閲覧者を悪質サイトへ飛ばしマルウェア感染させる攻撃。記述には不正確な点があり最適でない。
  • イ(○):クロスサイトスクリプティング(XSS)は、不正なスクリプトを埋め込んだページにアクセスした利用者のブラウザ上で、動的生成される標的ページを通じてスクリプトが実行され、Cookie(セッション情報など)を詐取されることがある。XSSの説明として正しい。
  • ウ(×):バッファオーバーフローは、プログラムが確保したバッファの容量を超えるデータを送り込み、領域外を上書きして不正なコードを実行させる攻撃。主にサーバ側プログラムの脆弱性を突くもので、「偽装ページにアクセスしたクライアントPCに送りつける」という説明は不正確。
  • エ(×):ワンクリック詐欺は、クリックしただけで契約成立等と称し金銭を請求してだます手口。PCに不正侵入して重要情報を流出させるものではない。

よって

#情報セキュリティ

← 経営情報システムの一覧へ戻る