第11問
多様なワイヤレス技術の発達は、複雑な配線を伴わないことからシステム構築を 容易かつ柔軟にし、機器の小型化ともあいまって、情報システムをより身近なもの にしている。 今、事務所内で下図のようなシステムを構築しようとしている。このシステムの 構築、運用に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【図の説明】 ・サーバPC と無線LAN 機能付きブロードバンドルータはLAN ケーブルで接続。 ・プリンタおよびノートPC、デスクトップPC はブロードバンドルータに無線 LAN で接続。 ― 10― ◇M6(688―142)
- ア Bluetooth は10m 以内であれば、すべての対応機器に反応してしまい、接 続する機器が特定できないので、この事務所ではBluetooth 機能付きのキー ボードは使うべきではない。
- イ PC やプリンタとブロードバンドルータの接続をWPA と呼ばれる暗号化方 式で認証する場合、PC やプリンタ側ではブロードバンドルータで設定した SSID とWPA キーを入力する。
- ウ デスクトップPC とノートPC の間のファイル交換は、Bluetooth によっては 行えず、無線LAN とブロードバンドルータを介して行う。
- エ ノートPC とプリンタは、USB 接続端子があっても、ひとたびワイヤレス接 続の設定をすると、以後はUSB 接続ができなくなる。 ― 11― ◇M6(688―143)
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正解:イ
解答:イ
〔無線LAN・Bluetoothによるシステム構築・運用を問う問題〕
- ア(×):Bluetoothはペアリング(機器登録)により特定機器どうしを接続するので、近接するすべての対応機器に無差別に反応するわけではない。キーボードを使うべきでないとは言えない。
- イ(○):無線LANを暗号化方式WPAで接続する場合、各PCやプリンタ側でアクセスポイント(ルータ)に設定したSSIDと**WPAキー(暗号化キー)**を入力して接続する。手順として正しい。
- ウ(×):デスクトップPCとノートPC間のファイル交換は無線LAN経由でも、Bluetoothによる直接転送でも可能。「Bluetoothでは行えない」は誤り。
- エ(×):ワイヤレス接続を設定してもUSB接続は併用可能で、以後USBが使えなくなることはない。
よって イ。