第15問
サプライチェーンの上流に行くほど発注量の変動が大きくなるブルウィップ効果 と呼ばれる現象が知られている。定期発注方式を用いたときに需要量の変動よりも 発注量の変動が増加する原因として、最も不適切なものはどれか。
- ア 安全在庫量の増加
- イ 需要量の予測誤差の増加
- ウ 納入リードタイムの増加
- エ 発注間隔の増加 ― 7― ◇M4(557―96)
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正解:ア
解答:ア
〔リード〕ブルウィップ効果は、サプライチェーンの上流ほど発注量の変動が増幅される現象。定期発注方式で発注量=(発注間隔+リードタイム期間の予測需要)+安全在庫-現在在庫-発注残、で決まることを念頭に、発注量の「変動(ばらつき)」を増幅する原因を見分ける。
- ア(×):安全在庫「量」の増加は、発注量に一定量を上乗せ(水準のシフト)するだけで、発注量の変動(ばらつき)を増幅する直接の原因とはならない。最も不適切。
- イ(○):需要量の予測誤差が増加すると、見込みの振れが大きくなり発注量の変動が増幅される。原因として妥当。
- ウ(○):納入リードタイムが増加すると、より長い期間の需要をカバーする発注となり、予測誤差・安全在庫の振れが拡大して発注量変動が増幅される。妥当。
- エ(○):発注間隔が増加すると、1回でまとめ発注する量が大きくなり、発注のばらつき(ロットの山谷)が拡大して発注量変動が増幅される。妥当。
よって ア。