経営情報システム H20年度 第15問

第15問

ある企業B 社では、役員の確定申告に際して電子申告を奨励することになっ た。電子申告を始めるためには、最初に開始手続を行うが、その手続きのつとし て認証機関から電子証明書を発行してもらう必要がある。この電子証明書について の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. 公開鍵で暗号化された文書を復号する際には、通常は私有鍵が使われるが、電 子証明書がついている公開鍵であれば、その公開鍵で復号することができるとい う利点を持っている。
  2. 公的個人認証用の電子証明書を発行するのは信頼のある公的機関であることが 必要であり、具体的にはGPKI(政府認証基盤)がその役割を担っている。
  3. 電子証明書は、データの作成や送付をしたのが本人であることを証明するため に、送付するたびに認証局より自動的に発行される。
  4. 電子署名などに使う公開鍵が本人のものであることを証明するのが、電子証明 書の役割である。 ― 14― ◇M6(743―153)
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正解:

解答:エ

〔電子証明書(公開鍵証明書)〕電子証明書とは、認証局(CA)が発行し、「この公開鍵は確かに本人のものである」ことを保証する電子的な証明書である。

  • ア(×):公開鍵で暗号化した文書は対応する私有鍵(秘密鍵)で復号する。「電子証明書がついた公開鍵なら公開鍵で復号できる」という記述は公開鍵暗号の仕組みに反し誤り。
  • イ(×):公的個人認証サービス(住民向けの個人の電子証明書)を担うのは地方公共団体(公的個人認証基盤=JPKI)である。GPKI(政府認証基盤)は行政機関側の認証基盤であり、役割が異なる。誤り。
  • ウ(×):電子証明書は申請に基づき認証局が発行し有効期限を持つもので、データを送付するたびに自動発行されるものではない。誤り。
  • エ(○):電子署名等に用いる公開鍵が本人のものであることを証明するのが電子証明書の役割。妥当な記述。

よって

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