第9問
パソコンを利用して各種業務処理を行う場合、複数の処理を同時並行して行った り、大容量のファイルを読み込んで処理したりする場合が多くなった。このような 状況に対応するために、オペレーティングシステムやハードウェアの機能が充実し てきている。そのような機能に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 仮想記憶管理とは、キャッシュメモリに主記憶の役割を仮想的に持たせること をいう。
- イ スプール処理とは、低速の入出力装置などを使う場合に、他の処理を行えるよ うにCPU を早く解放するため、補助記憶装置などにデータを一時的に書き込 み、後の空き時間に処理する方式をいう。
- ウ スワッピングとは、デュアルコアCPU など複数のCPU を用いて処理を交互に 行う方式をいう。
- エ 多重プログラミングとは、複数のプログラムをそのプログラムの数のCPU に よって同時に処理させる方式をいう。 ― 9― ◇M6(743―148)
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正解:イ
解答:イ
〔OS・ハードの処理方式〕各用語の定義の正誤を判定する。
- ア(×):仮想記憶管理とは、補助記憶装置(ハードディスク)の一部を主記憶のように使い、実装メモリ容量を超える大きなアドレス空間を扱えるようにする仕組み。「キャッシュメモリに主記憶の役割を持たせる」は誤り。
- イ(○):スプール処理は、プリンタなど低速の入出力装置を使う際、出力データをいったん補助記憶装置に書き込んでCPUを早く解放し、空き時間に処理を進める方式。妥当な記述。
- ウ(×):スワッピングとは、主記憶が不足した際にプロセス(や領域)を補助記憶へ退避・復元する記憶管理の仕組み。「複数CPUで交互に処理する方式」ではない。
- エ(×):多重プログラミングは、1つ(または少数)のCPUで複数プログラムを切り替えながら並行実行する方式であり、「プログラムの数だけCPUを用意して同時処理する」ものではない。
よってイ。