第1問
次のコンピュータの主記憶装置に関する文章について、空欄A~Dに入る最も適 切な用語の組み合わせを下記の解答群から選べ。 オフィスにおけるコンピュータの利用に際しては、その処理速度が仕事の効率に 影響を及ぼす場合がある。この処理速度を左右する原因としてコンピュータに装備 する主記憶装置の容量が関係し、主記憶装置の容量が少ないと処理速度が低下する といわれている。主記憶装置には多くの場合、 A が利用されるが、価格な どの点で装備される記憶容量が限られるので、このような問題が発生する。 この場合の処理速度低下の一つの要因は、補助記憶装置である B と主記 憶装置との間で C が発生するためである。このような現象が生じるのは D という仕組みを取り入れ、主記憶装置の容量不足を補っているためであ る。
- ア A:EPROM B:ROM C:メモリインタリーブ D:フラグメンテーション
- イ A:PROM B:フラッシュメモリ C:リフレッシュ D:キャッシュ
- ウ A:SDRAM B:ハードディスク C:スワッピング D:仮想記憶
- エ A:VRAM B:光磁気ディスク C:キャッシュ D:ランダムアクセス ― 1― ◇M6(023―132)
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正解:ウ
解答:ウ
主記憶(メインメモリ)と補助記憶(ハードディスク)の容量不足を補う仕組みである仮想記憶を問う問題。
- ア(×):主記憶に使われるのはSDRAM等のDRAMであり、EPROM(紫外線消去可能ROM)は読み出し専用記憶であって主記憶には用いない。メモリインタリーブは主記憶を複数バンクに分けて並列アクセスし高速化する技術で、容量不足による速度低下とは無関係。フラグメンテーションは記憶域の断片化を指し、ここでの容量補完の仕組みではない。
- イ(×):PROM(一度だけ書き込めるROM)は主記憶に用いない。リフレッシュはDRAMの記憶保持動作であり、補助記憶と主記憶の間で発生する現象ではない。Dのキャッシュは主記憶とCPUの間の高速メモリで、容量不足を補う仕組みの本質は仮想記憶である。
- ウ(○):主記憶には多くの場合SDRAM(同期式DRAM)が用いられる。補助記憶であるハードディスクと主記憶との間でスワッピング(ページ/プロセスの退避・読み戻し)が発生して処理速度が低下する。これは仮想記憶という仕組みにより、ハードディスクの一部を主記憶のように扱って容量不足を補っているために生じる。各空欄が整合する。
- エ(×):VRAMは画面表示専用メモリで主記憶には用いない。光磁気ディスクは補助記憶だが本問の典型はハードディスク。ランダムアクセスは仮想記憶の仕組みそのものではなくアクセス方式を指す。
よって ウ。