概要

VPN(Virtual Private Network:仮想専用線)とは、インターネットなどの公衆回線上に、暗号化された仮想的な専用通信路(トンネル)を作り、安全に通信する技術です。離れた拠点間や、テレワーク端末から社内ネットワークへ安全に接続するのに使われます。

通信を暗号化(トンネリング)することで、公衆回線を通っても盗聴・改ざんを防ぎます。テレワークの普及で利用が急増しましたが、VPN機器の脆弱性が攻撃の侵入口になる問題も顕在化しています。

詳細(仕組み・種類)

種類用途
インターネットVPNインターネット経由で安価に拠点間・リモート接続。
IP-VPN通信事業者の閉域網を使い、より高い品質・安全性。
VPNのキーワードは「公衆回線上に暗号化された仮想専用線(トンネリング)」。盗聴・改ざんを防ぐ点が中心。近年はVPN機器の脆弱性が侵入口になる点も問われます。

リスクと対策

VPNは「安全な通信路」を提供しますが、VPN機器自体が侵入口になり得ます。パッチ適用と多要素認証を怠ると、ランサムウェアの侵入経路になってしまう点に注意が必要です。

インシデント事例

VPN機器の脆弱性を突かれて社内ネットワークに侵入され、ランサムウェア被害に至る事例が国内外で多発しています。パッチ未適用や認証情報の漏えいが原因で、テレワーク拡大に伴うVPNの重要性とリスクの両面を浮き彫りにしました。

試験での問われ方