OOH(屋外広告)

Out-of-Home Advertising

OOHとは

OOH(Out-of-Home)広告とは、自宅以外の場所で接触するすべての広告メディアの総称です。看板、ビルボード、ポスター、デジタルサイネージ、交通広告、ラッピング広告などが含まれます。不特定多数の人々に繰り返しリーチできる点、特定のエリアやロケーションに集中的にアプローチできる点が強みです。日本のOOH広告市場は約5,000億円規模で、デジタルOOHの成長が市場を牽引しています。

OOH広告の主な種類

①ビルボード(大型看板・屋外看板):幹線道路や高速道路沿い、ビル壁面に設置。②デジタルサイネージ(DOOH):LEDビジョン、液晶ディスプレイによるデジタル表示。渋谷スクランブル交差点のビジョンが代表例。③ストリートファニチャー(バス停、電話ボックス周辺の広告)。④ポスター・壁面広告。⑤大型ビジョン・懸垂幕。⑥ラッピング広告(車両・建物全体を広告で覆う)。⑦プロジェクションマッピング(建物への映像投影)。

DOOH(デジタルOOH)の進化

デジタルOOH(DOOH)は従来のOOHにデジタル技術を組み合わせた次世代型の屋外広告です。リアルタイムでのコンテンツ変更、天候・時間帯に応じたダイナミック広告配信、プログラマティックDOOH(DSPを使ったリアルタイム入札によるDOOH枠の買い付け)が実現しています。スマートフォンとの連携により、OOH接触者へのリターゲティングやO2O施策との組み合わせも可能になっています。

OOH広告の効果測定

OOHの効果測定は長年の課題でしたが、テクノロジーの進化により精度が向上しています。①モバイルロケーションデータによる通行量・接触者数の推定、②ビーコンやWi-Fiセンサーによる来店計測、③ブランドリフト調査(認知率・好感度の変化測定)、④Web検索やSNS言及数の変化分析、⑤アイトラッキング調査による視認率測定が活用されています。JR東日本企画のjeki OOH Compassなど、日本独自のOOH効果測定サービスも登場しています。

具体例・事例

OOH(屋外広告)は、自宅の外で目にするあらゆる広告を指します。

どんなときに使う?(活用シーン)

OOHは、特定エリアで繰り返し認知を得たいときに使います。

よくある質問

Q. OOH広告の効果はどう測定しますか?
A. デジタル広告のように正確なクリック計測は難しいのが実情です。一般には通行量や推定接触人数で評価し、近年はQRコードや専用クーポンを載せて反応を測る工夫も増えています。来店者へのアンケートで認知経路を尋ねる方法も有効です。

Q. 中小企業に向いているOOHはありますか?
A. 店舗前や最寄り駅周辺の看板など、商圏を絞った媒体が向いています。広域の大型ビジョンは費用が大きくなりがちですが、地域密着の小型看板なら、商圏内の見込み客に継続して接触でき、費用対効果を出しやすい場合があります。