Few-shotプロンプティング

Few-shot Prompting

Few-shotプロンプティングとは

Few-shotプロンプティング(Few-shot Prompting)とは、AIモデルに対して少数の具体的な入出力例(ショット)をプロンプト内に含めることで、期待する応答パターンを学習させる手法です。モデルのパラメータを更新するファインチューニングとは異なり、推論時にプロンプトだけでタスクの理解を促す「イン・コンテキスト学習」の一種です。

表:Few-shotプロンプティングの要点まとめ
ひとことで言うとお手本を2〜3個見せてから本番を頼む、プロンプトの書き方。
どこで使う分類の粒度をそろえる、決まった書式での出力、自社の文体の再現。
注意点例が偏ると出力も偏る。例が多いとトークン(料金)を消費する。

Few-shotプロンプティングの使い方

例えば、感情分析を行いたい場合、「レビュー:この商品は素晴らしい → 感情:ポジティブ」「レビュー:使いにくくて残念 → 感情:ネガティブ」のように2〜5個程度の例を示してから、分析対象のレビューを入力します。これにより、モデルは出力形式や判断基準を例から推測し、正確な応答を生成しやすくなります。

図:Few-shotプロンプトの組み立て
1指示文やってほしいことを説明
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2例1入力→出力のセット
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3例2別パターンを見せる
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4本番の入力実際に処理したいもの
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5例に倣う出力形式が例とそろう

※ 例を2〜3個見せるだけで、書式のばらつきが大きく減ります。

効果的な活用のコツ

Few-shotプロンプティングの精度を高めるには、提示する例のバランス(ポジティブ・ネガティブの均等な分布など)、例の代表性(典型的なケースを選ぶ)、例の数と質のバランスに注意が必要です。例が多すぎるとコンテキストウィンドウを消費するため、最小限の例で最大の効果を得る設計が望まれます。Zero-shotで十分な精度が出ない場合に、段階的にFew-shotに切り替える戦略が実用的です。