物体検出

Object Detection

物体検出とは

物体検出(Object Detection)とは、画像や映像の中に存在する物体の位置と種類を同時に特定するコンピュータビジョン技術です。単に「何が写っているか」を判断する画像分類とは異なり、「画像のどこに」「何が」あるかを、バウンディングボックスで囲んで示すのが特徴です。

物体検出のアプローチ

物体検出の手法は大きく二つに分類されます。一つ目は2段階検出(Two-Stage Detection)で、まず物体が存在しそうな領域(候補領域)を提案し、次にそれぞれの領域を分類します。Faster R-CNNがこの代表例です。二つ目は1段階検出(One-Stage Detection)で、候補領域の提案と分類を同時に行います。YOLOやSSDがこのアプローチの代表です。1段階検出は処理速度に優れ、リアルタイム処理に向いています。

物体検出の活用事例

物体検出は自動運転における歩行者・車両・標識の検出、監視カメラでの不審物検知、小売店舗での商品認識、ロボティクスにおける環境認識など、多くの実用シーンで活用されています。精度を評価する指標としてmAP(平均適合率)が広く使われており、モデルの性能比較に利用されています。