アノテーションツールとは
アノテーションツール(Annotation Tools)とは、機械学習モデルの学習に使用する教師データ(ラベル付きデータ)を作成するためのソフトウェアです。コンピュータビジョンにおいては、画像や動画に対してバウンディングボックス、セグメンテーションマスク、キーポイント、ポリゴンなどのラベルを付与するツールを指します。
主要なアノテーションツール
オープンソースのアノテーションツールとしては、LabelImg(バウンディングボックス特化)、LabelMe(ポリゴンアノテーション)、CVAT(Computer Vision Annotation Tool、多機能)、VGG Image Annotator(VIA、ブラウザベース)などがあります。商用ツールとしてはLabelbox、Scale AI、V7 Labs、Supervisely、Roboflowなどがあり、大規模プロジェクト向けの品質管理機能やチームコラボレーション機能を備えています。近年ではSAM(Segment Anything Model)などのAIを活用した半自動アノテーション機能を持つツールも増えています。
アノテーションの品質と課題
アノテーションの品質はモデルの性能を直接左右するため、一貫性のあるアノテーションガイドラインの作成、複数アノテーターによるクロスチェック、品質評価指標の導入が重要です。アノテーションは人手による作業が中心で時間とコストがかかるため、アクティブラーニングやSelf-Training、弱教師あり学習などの手法と組み合わせて、効率化を図ることが求められています。