オンプレミス

On-Premises

オンプレミスとは

オンプレミス(On-Premises)とは、サーバーやネットワーク機器などのITインフラを自社の施設内に設置し、自社で管理・運用する形態です。「オンプレ」と略されることも多く、クラウドコンピューティングと対比される概念として用いられます。

オンプレミスの利点

オンプレミスの最大の利点はデータの完全なコントロールです。機密データを自社内に保持でき、外部への通信が不要なためセキュリティリスクを最小化できます。また、ネットワーク遅延が少なくレイテンシを極限まで抑えられること、長期的にはクラウドよりコスト効率が良い場合があることも利点です。

AI開発でのオンプレミス

AI開発において、大量のGPUを長期間使用する場合はオンプレミスの方がクラウドより費用対効果が高くなることがあります。大手テクノロジー企業やAI研究機関は、独自のGPUクラスタをオンプレミスで構築して大規模モデルの学習を行っています。NVIDIA DGXシリーズはAI向けオンプレミスサーバーの代表的な製品です。

オンプレミスの課題

初期投資が大きく、ハードウェアの調達・設置・保守に時間とコストがかかります。スケーラビリティに制限があり、急な需要変動への対応が困難です。そのため多くの企業は、オンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド構成を採用しています。