クラウドコンピューティングとは
クラウドコンピューティング(Cloud Computing)とは、インターネット経由でサーバー、ストレージ、データベース、ネットワーク、ソフトウェアなどのコンピューティングリソースを必要なときに必要なだけ利用できるサービス形態です。自社でハードウェアを保有・運用する必要がなく、従量課金制で柔軟にリソースを利用できることが最大の特徴です。
クラウドの仕組みと利点
クラウドプロバイダーが世界中に配置した大規模データセンターのリソースを、仮想化技術によって複数のユーザーで共有します。利用者はAPI やWebコンソールを通じてリソースの作成・変更・削除を即座に行えます。初期投資が不要でスケーラビリティに優れ、運用負担が軽減されるため、スタートアップから大企業まで幅広く採用されています。
AIとクラウドの関係
AI開発においてクラウドは不可欠なインフラです。大規模モデルの学習にはGPUクラスタが必要ですが、クラウドなら必要な期間だけGPUインスタンスを確保できます。また、学習済みモデルの推論サービスを全世界に低レイテンシで提供するためにも、クラウドのグローバルインフラが活用されます。AWS、Azure、Google Cloudの三大クラウドが市場を牽引しています。
クラウドの種類
クラウドはパブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドに分類されます。また提供形態によってIaaS、PaaS、SaaSに分けられ、利用者が管理する範囲が異なります。AI分野では近年AIaaS(AI as a Service)という形態も普及しています。