この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。
第7問
論点:景気循環と景気動向指数
景気循環および景気動向指数に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 東証株価指数は、景気動向指数のうち遅行系列に採用されている。
- イ 完全失業率は、景気動向指数の先行系列に採用されている。
- ウ クズネッツの波は、約20年の周期をもち、建設投資を主因とする。
- エ キチンの波は、約10年の周期をもち、設備の更新投資を主因とする。
- オ 景気の1周期は、景気の谷から山までの期間をさす。
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正解:ウ
解答:ウ
景気循環の4つの波と、景気動向指数の3系列を横断で確認する問題。
- ア(×):東証株価指数は将来を織り込んで動くため先行系列。遅行系列は誤り。
- イ(×):完全失業率は景気に遅れて反応する遅行系列。先行系列は誤り。
- ウ(○):クズネッツの波は約20年の周期で、建物の建て替えなど建設投資を主因とする。
- エ(×):キチンの波は約40か月(3〜4年)の周期で、在庫投資が主因。約10年・設備投資はジュグラーの波の説明。
- オ(×):景気の1周期は谷から次の谷まで(または山から次の山まで)。谷から山までは拡張局面=半周期にすぎない。
よって ウ。
なぜこの論点を予想したか
景気循環はH21・H24・H29・H30・R04・R05・R07とほぼ毎年出題される常連論点。R07第6問が4つの波の正誤組み合わせ、R05第6問が一致系列(有効求人倍率)を問う型だったため、本問は波の周期・原因と動向指数の先行/遅行系列を横断する適切型とし、両問の正解肢(有効求人倍率=一致)と重ならないようクズネッツの波を正解にして重複を避けた。