予想問題 経営情報システム 令和8年度予想 第2問

この問題は本試験の過去問ではありません。当サイトが出題傾向の分析に基づいて作成したオリジナル問題です。

第2問

論点:正規化と関数従属

関係データベースの正規化に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 第1正規形では、主キーの一部だけで決まる列が別の表に分離されている。
  2. 第2正規形では、主キー以外の列によって決まる列が別の表に分離されている。
  3. 第3正規形では、繰り返し項目が排除され、1つの欄の値が単一の値になっている。
  4. 導出項目である合計金額は、正規化の過程で表に残しておく必要がある。
  5. 部分関数従属とは、複合キーの一部の列だけで他の列の値が決まる関係をいう。
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正解:

解答:オ

正規化は「非正規形→第1正規形(1マス1値)→第2正規形(部分関数従属の排除)→第3正規形(推移的関数従属の排除)」と段階的に進む。各正規形がどの従属を取り除く段階かの対応が急所。

  • ア(×):主キーの一部だけで決まる列(=部分関数従属)を分離するのは第2正規形の段階。第1正規形は、繰り返し項目をなくして1マスに1つの値とする段階である。
  • イ(×):主キー以外の列によって決まる列(=推移的関数従属)を分離するのは第3正規形の段階。第2正規形は部分関数従属を分離する段階であり、記述が1段ずれている。
  • ウ(×):繰り返し項目を排除して1マスを単一の値にするのは第1正規形の段階。第3正規形は推移的関数従属を分離した段階である。
  • エ(×):合計金額のように「販売数量×単価」で計算できる導出項目は、正規化では表に持たせず削除する。持たせると数量や単価を直したときに合計とズレる冗長な構造になる。「残しておく必要がある」は誤り。
  • オ(○)部分関数従属とは、主キーが複合キーであるとき、その一部の列だけで他の列の値が決まってしまう関係をいう。正しい。

よって

なぜこの論点を予想したか

過去19年の出題実績を論点別に集計すると、データベース〈第4章〉は延べ95回で19年すべてに出題があり(R05は10問、R07は5問)、テキストも「ほぼ毎年2〜3問」「得点源の一丁目一番地」と位置づける。うち正規化はR05第8問・R06第7問・R07第11問と3年連続で出題された最頻出論点である。ただしこの3年はいずれも表を提示して正規形を判定させる形式であり、関数従属・各正規形の定義そのものを問う形式は出ていないため、定義を問う形での出題余地が大きい。

#データベース

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