第22問
公共財に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- ア 公共財とは、少なくとも競合性を有する財である。
- イ 公共財とは、少なくとも非排除性を有する財である。
- ウ 公共財とは、政府のみが供給する権利のある財である。
- エ 公共財とは、納税者のみが利用する権利のある財である。
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正解:イ
解答:イ
〔リード〕公共財は「非競合性(複数人が同時に消費できる)」と「非排除性(対価を払わない者を排除できない)」を持つ財。両方を完全に満たすのが純粋公共財だが、少なくとも一方の性質を持つことが公共財的性質の要件として問われる。
- ア(×):公共財の特徴は「非競合性」である。「競合性を有する」は逆であり誤り。
- イ(○):公共財は少なくとも非排除性(または非競合性)を有する財であり、非排除性を持つという記述は公共財の性質に合致する。正しい。
- ウ(×):公共財は財の性質(非競合性・非排除性)で定義されるものであり、「政府のみが供給する権利のある財」という供給主体による定義は誤り。民間が供給する公共財もある。
- エ(×):非排除性により対価(税)を払わない者も排除できないのが公共財の本質。「納税者のみが利用する権利のある財」は非排除性と矛盾し誤り。
よって イ。