経済学・経済政策 H24年度 第1問

第1問

内閣府の景気動向指数において、先行系列の経済指標として、最も適切なものは どれか。

  1. 機械製造業者が受注する設備用機械の受注状況を調査したものである「実質機 械受注(船舶・電力を除く民需)」
  2. 生産された製品の出荷動向を総合的に表した指標である「鉱工業生産財出荷指 数」
  3. 生産量と生産能力の比から求めた指標である「稼働率指数(製造業)」
  4. 設備投資を、投資主体の資産増加として実現した段階でとらえたものである 「実質法人企業設備投資(全産業)」
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正解:

解答:ア

〔リード〕景気動向指数は、景気に先行して動く「先行系列」、景気とほぼ一致して動く「一致系列」、景気に遅れて動く「遅行系列」に分類される。設備投資のための受注は実際の生産・出荷に先立つため先行系列となる。

  • ア(○):「実質機械受注(船舶・電力を除く民需)」は、企業が将来の設備投資に向けて発注する設備用機械の受注額であり、生産活動に先立って動くため先行系列に分類される。
  • イ(×):「鉱工業生産財出荷指数」は現に生産された財の出荷を表すもので、景気とほぼ同時に動く一致系列に分類される。
  • ウ(×):「稼働率指数(製造業)」は現在の生産活動の水準を反映するため一致系列に分類される。
  • エ(×):「実質法人企業設備投資(全産業)」は投資が資産増加として実現した段階をとらえるもので、受注より遅れるため遅行系列に分類される。

よって

#景気循環

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