国際経済
非関税障壁
Non-Tariff Barriers
概要
関税以外の方法で輸入を制限する貿易障壁。輸入割当、技術基準、補助金などが含まれる。
詳細解説
非関税障壁(NTB)とは、関税以外の手段で国際貿易を制限する政策や制度の総称である。輸入数量制限(クォータ)、輸入許可制、技術的規制・基準、検疫規制、補助金、政府調達における差別などが含まれる。
GATTおよびWTOの交渉により関税率が低下するにつれ、非関税障壁の重要性が増している。WTOではSPS協定(衛生植物検疫)やTBT協定(貿易の技術的障害)など、非関税障壁を規律するルールが整備されている。
試験対策のポイント
- 暗記必須:輸入割当・基準認証・補助金など関税以外の輸入制限。
- 頻出ポイント:輸入割当は関税と似た効果だが、価格差の利益が政府でなく輸入業者に渡る点が異なる。
- 関連づけ:WTOは非関税障壁の削減も対象とする。保護貿易の手段として整理する。