🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
経済政策

ビルトインスタビライザー

Built-in Stabilizer

概要

景気変動を自動的に安定化させる財政制度の機能。累進課税や社会保障が代表例。

詳細解説

ビルトインスタビライザー(自動安定化装置)とは、政策当局が裁量的な判断を行わなくても、既存の制度が自動的に景気変動を緩和する仕組みをいう。

好況時には累進課税により税収が自動的に増加して景気の過熱を抑制し、不況時には社会保障給付(失業保険等)が自動的に増加して所得の減少を緩和する。裁量的政策に比べて認知ラグや実施ラグがないという利点がある。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:累進課税・社会保障(失業給付)が代表例。景気を自動的に安定化させる(裁量不要)。
  • 頻出ポイント:好況時は税収増・給付減で過熱抑制、不況時は税収減・給付増で下支え。
  • ひっかけ注意:政府が意図的に行う裁量的財政政策(フィスカルポリシー)との違いを明確に。

事例・具体例

不況時に失業者が増えると、失業保険の給付が自動的に増加し、消費の落ち込みを緩和する。