概要

CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees)とは、暗号技術の安全性を評価・監視し、安全に利用できる暗号を「電子政府推奨暗号リスト」として公表する日本のプロジェクトです。総務省・経済産業省、NISC、IPA、NICTなどが連携して運営しています。

暗号は時間の経過や計算機の進歩で安全性が低下します(危殆化(きたいか))。CRYPTRECは、どの暗号が今も安全に使えるかを継続的にチェックし、政府機関などが安心して使える暗号を示す役割を担っています。

詳細(推奨暗号リスト・危殆化)

CRYPTRECのキーワードは「暗号技術の安全性を評価」「電子政府推奨暗号リスト」。暗号が時間とともに弱くなる「危殆化」に対応して、安全な暗号を示し続ける役割である点が頻出です。

活用と関連

「強い暗号を使えば安心」ではなく、「今も安全な暗号を使い続ける」ことが大切です。CRYPTRECは、暗号の安全性を社会全体で維持するための監視役だと理解しましょう。

関連例

かつて広く使われたハッシュ関数MD5や暗号DESは、安全性の低下(危殆化)により非推奨となり、より強固なSHA-256AESへの移行が進められました。こうした移行の指針として、CRYPTRECの評価・リストが活用されています。

試験での問われ方