Webアナリティクスとは
Webアナリティクスとは、Webサイトのアクセスデータを収集・測定・分析し、マーケティング施策の改善に活用するプロセスです。ユーザーがどこから来て、何を見て、どのような行動をとったかを定量的に把握し、データに基づいた意思決定を可能にします。
GA4(Google Analytics 4)
GA4は2023年にUA(ユニバーサルアナリティクス)から移行したGoogleの最新のアクセス解析ツールです。イベントベースの計測モデルを採用し、Webサイトとアプリを統合的に分析できます。AIによる予測指標(購入確率、離脱確率など)やプライバシー保護機能が特徴です。
基本的な分析指標
①ユーザー数:サイトを訪問した人数。②セッション数:訪問回数。③ページビュー数:ページの閲覧回数。④エンゲージメント率:10秒以上滞在、2ページ以上閲覧、またはCVしたセッションの割合。⑤イベント数:ボタンクリック、スクロール、動画再生などのユーザー行動。⑥コンバージョン数:設定した目標の達成数。
分析の基本フレームワーク
①集客分析(Where):ユーザーはどこから来たか(チャネル別、参照元別)。②行動分析(What):ユーザーは何をしたか(閲覧ページ、行動フロー)。③成果分析(How):目標は達成されたか(コンバージョン分析、ファネル分析)。この3つの視点で分析し、改善ポイントを特定します。
具体例・事例
Webアナリティクスは、サイトのアクセスデータを集めて分析し、改善に活かす取り組みです。
- 流入の把握:どの経路(検索・広告・SNSなど)から訪問者が来たかを分析します。
- 行動の把握:よく見られるページや、離脱の多いページを確認します。
- 中小企業の例:ある店舗サイトでは、アクセス解析で問い合わせ前の離脱ページを特定し、その内容を改善しました。
どんなときに使う?(活用シーン)
感覚ではなくデータに基づいて、サイトを改善したい場面で欠かせません。
- どの施策が成果につながっているか確かめたいとき。
- 離脱の多いページを見つけ、優先的に直したいとき。
- 広告やSNSなど、流入経路ごとの効果を比べたいとき。
- ある事業者では、無料の解析ツールを導入し、月に一度データを見て改善点を一つずつ潰しました。
よくある質問
Q. アクセス解析は何から見ればよいですか?
A. まずは訪問数、流入経路、よく見られるページ、離脱の多いページあたりを確認すると全体像がつかめます。最初から多くの指標を追わず、目的に直結する数値に絞って見るのがおすすめです。
Q. 無料のツールでも十分ですか?
A. 多くの中小企業では、無料の解析ツールでも十分に役立ちます。流入や行動の基本的な把握は無料で可能です。まずは無料ツールで運用に慣れ、必要に応じて有料の機能を検討するとよいでしょう。