再現率(Recall)

Recall

再現率(Recall / Sensitivity / True Positive Rate)とは、実際に陽性であるサンプルのうち、モデルが正しく陽性と予測できた割合です。TP/(TP+FN)で計算され、「陽性サンプルの検出力」を測る指標です。

再現率が重要な場面

がん検診や不正取引の検出など、見逃し(偽陰性)のコストが非常に高い場面では再現率が最も重要な指標です。がんを見逃すことは患者の生命に関わるため、多少の偽陽性があっても高い再現率が求められます。

表:再現率(Recall)の要点まとめ
ひとことで言うと実際に陽性だったもののうち、どれだけ拾えたかの割合。
どこで使う見逃しのコストが高い場面。病気の検査、不正検知、重大な不具合の検出。
注意点全部を陽性と予測すれば100%になる。適合率とセットで見る。

感度・特異度との関係

再現率は医療分野では「感度(Sensitivity)」と呼ばれます。これと対になるのが「特異度(Specificity)」= TN/(TN+FP)で、陰性サンプルを正しく陰性と判定する能力を表します。

図:再現率の考え方
1実際の陽性不正が全部で100件
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2検出できた数そのうち80件を発見
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3再現率=80%取りこぼしは20件
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4見逃しを減らす重大な事象の検出に重要