ヒートマップとは
ヒートマップ(Heatmap)とは、行列形式のデータを色の濃淡や色相の変化で表現する可視化手法です。数値の大小を色で直感的に把握できるため、大量のデータの中からパターンや傾向を素早く発見するのに適しています。
| ひとことで言うと | 表の数値を色の濃さで表して、パターンを直感的に見せる可視化手法。 |
|---|---|
| どこで使う | 曜日×時間帯の来客数、相関行列、Webページのクリック分布。 |
| 注意点 | 色使いを誤ると誤読される。色覚に配慮した配色を選ぶ。 |
ヒートマップの種類
相関行列ヒートマップ(変数間の相関係数を可視化)、クラスター化ヒートマップ(類似したパターンの行・列を並べ替え)、カレンダーヒートマップ(日ごとの値を暦形式で表示)、地理ヒートマップ(地図上に密度を表示)など、目的に応じた多様な種類があります。
1行列形式に集計曜日×時間帯など
▶
2色の対応を決める低い=薄い、高い=濃い
▶
3マスを塗る数値に応じて着色
▶
4パターンを読む混む時間帯が一目で分かる
ヒートマップの活用場面
データサイエンスでは、特徴量間の相関行列の可視化、欠損値パターンの把握、混同行列の表示、遺伝子発現データの分析などに広く使用されます。Webサイト分析ではクリックヒートマップやスクロールヒートマップがユーザー行動の分析に活用されています。
効果的なヒートマップの作成
カラーマップの選択が重要で、連続データにはシーケンシャルカラーマップ(単色の濃淡)、正負を含むデータにはダイバージングカラーマップ(2色の対比)が適切です。色覚多様性への配慮も必要で、赤緑の組み合わせを避けるなどのアクセシビリティ対応が求められます。