Matplotlibとは
Matplotlib(マットプロットリブ)とは、Pythonの代表的なデータ可視化ライブラリで、2Dおよび一部の3Dグラフを作成するための包括的なツールです。ジョン・ハンターが2003年に開発を開始し、MATLABライクなインターフェースを提供することで、Pythonにおけるデータ可視化の標準ライブラリとなりました。
Matplotlibの構造
Matplotlibは階層的な構造を持ちます。Figure(図全体)、Axes(個々のプロット領域)、Axis(軸)という3層で構成され、それぞれをカスタマイズすることで柔軟なグラフ作成が可能です。pyplot APIはMATLABライクな簡便なインターフェースを提供し、初心者にも使いやすい設計です。
作成できるグラフの種類
折れ線グラフ、棒グラフ、散布図、ヒストグラム、箱ひげ図、円グラフ、ヒートマップ、等高線図、3Dプロット、エラーバー付きグラフ、サブプロットなど、あらゆる種類のグラフを作成できます。色、フォント、線種、マーカーなどの細部にわたるカスタマイズが可能です。
関連ライブラリ
Matplotlibをベースに構築されたSeabornは、統計的な可視化に特化しており、美しいデフォルトスタイルを提供します。PandasもMatplotlibを内部で利用したplot機能を持っています。インタラクティブな可視化にはPlotlyやBokehが代替として使用されます。