付録A 中小企業の定義・主要制度早見表

この科目は定義の数値制度の要点で得点が決まります。直前期に一気に確認できるようまとめました。 (金額・要件は改正されることがあります。最新の公式情報で確認してください)

1. 中小企業・小規模企業者の定義(第1章)★最重要

「資本金」または「従業員数」のどちらかを満たせば中小企業(AND条件ではなくOR条件)

業種 資本金 従業員数 小規模企業者(従業員)
製造業・建設業・運輸業その他 3億円以下 300人以下 20人以下
卸売業 1億円以下 100人以下 5人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下 5人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下 5人以下
  • 政令特例(従業員数が緩和):ゴム製品製造業=900人/旅館業=200人/ソフトウェア・情報処理サービス業=300人
  • 従業員に役員・臨時従業員は含まない

2. 中小企業の経済的地位(第2章)※年度で変動、傾向を押さえる

  • 企業数:全体の約99.7%が中小企業
  • 従業者数:全体の約7割
  • 付加価値額:全体の約5割
  • (小規模企業は企業数の約85%を占める)

3. 経営強化法の3つの計画(第6章)

計画 認定・承認 ねらい
経営革新計画 都道府県知事 新事業で付加価値額等を向上(数値目標あり)
経営力向上計画 事業所管大臣 生産性向上(設備投資の税制優遇等)
先端設備等導入計画 市町村 先端設備導入(固定資産税の特例)

4. 連携による新事業の3類型(第6章)

  • 新連携:異分野の中小企業同士が連携
  • 農商工連携:中小企業者と農林漁業者が連携
  • 地域資源活用:地域の農林水産物・鉱工業品・観光資源を活用

5. 金融支援の要点(第7章)

  • 信用保証:普通保証2億円+無担保保証8,000万円。責任共有制度は保証協会80%・金融機関20%
  • マル経融資(小規模事業者経営改善資金):商工会・商工会議所の推薦、無担保・無保証人、限度2,000万円
  • セーフティネット保証:市町村長の認定が必要/セーフティネット貸付は認定不要

6. 中小企業組合の種類(第8章)

組合 特徴
事業協同組合 最も一般的。共同事業で組合員を支援(4人以上)
企業組合 個人が集まり1つの企業体に(組合員が働く)
協業組合 事業を統合して協業(規模拡大)
商工組合 業界全体の改善発達(同業者組織)
  • 議決権は原則1人1票(出資額に比例しない)

7. 共済制度(第11章)

共済 目的 運営
小規模企業共済 経営者の退職金づくり 中小機構
経営セーフティ共済(倒産防止共済) 取引先倒産時の連鎖倒産防止 中小機構
中小企業退職金共済(中退共) 従業員の退職金 勤労者退職金共済機構

💡 使い方:定義の表(資本金・従業員)は完全暗記が必須。政策は「どの機関が・誰を・どう支援するか」で整理しましょう。

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